【クラウドゲーム】2つの遅延の原因を解説

この記事のポイント

  1. 遅延する原因はPing値(レイテンシ)、ジッターに関係あり
  2. Ping値が高いとタイムラグが出現
  3. ジッターが高いと映像出力が乱れる

はじめに

クラウドゲームはゲーミングPCやPS4と違い、遅延を起こす可能性が高いです。

遅延が多いと、ゲーム中のカクツキや入力しても画面に反映されるまでが遅いという現象が出てしまい、イライラの原因になってしまいます。

なので今回はイライラの原因になる「遅延」があなたの環境でどのように起きるのか、専門知識を交えて確認し、改善方法までみていきましょう。

1. Ping値(レイテンシ)が高いから

Ping値(ピン値)はオンラインゲーマーであれば一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

遅延がおきる一つ目の要因は、このPing値(レイテンシとも言う)が高いことにあります。

「Ping値」とは簡単に言うとタイムラグのことです。

山に向かって、ヤッホーと叫んで、ヤッホーと返ってくるまでの間の時間のことです。

オンラインゲームでいうと、コマンド入力をしてから画面に反映されるまでの時間です。

Ping値は低ければ低いほどこのコマンド入力をしてからすぐに画面に反映されるので動きがサクサクに感じます。

逆に、Ping値が高いということは、コマンド入力をしてから反映されるまでの時間が長いので、動作が重いと感じます。

原因は、Wi-Fiルーターの性能不足や、契約している回線のプロバイダーがたくさん使えないよう制限されていることがよくあります。

そのため、Wi-Fiルーターの変更や光回線への乗り換え、契約プランを1Gbps以上対応のものに変更すると改善されます。ちなみにソフトバンクは無料でした。

実際にプレイしてみた結果
- 契約回線:SoftBank光「ファミリー・ギガスピード〔IPv6 IPoE+IPv4〕」プラン
- Wi-Fiルータ:TP-Link製 Archer A10 3年保証
という環境で問題なくプレイできています。

2. ジッターが高いから

次は、通信のお仕事や専門の人でないとあまり聞き慣れない言葉「ジッター」です。

遅延がおきる二つ目の要因は、このジッターが高いことにあります。

「ジッター」とは一定時間の間にPing値がどのくらい変動したのかを表したものです。

キャラクターの移動中に、画面が急に止まって高速移動し始めるという経験をした方も多いのではないでしょうか。

この悪さの原因が「ジッターの高さ」ということになります。

ジッターもPing値と同じで、低ければ低いほど画面の突っかかりがなくサクサク動きます。


主にPing値が改善されるとジッターも同時に改善されることから、注目を浴びないことが多く、こちらもWi-Fiのルーターや契約プランの変更により、改善されるケースが多いです。

「Ping値」「ジッター」の確認方法

クラウドゲームをする上でイライラの原因がわからなくては改善のしようがないので、「Ping値」「ジッター」が確認できるページを作りました。

是非お使いください。

30's スピーダー - NeoGames

まとめ

クラウドゲームをやる上で、大きな遅延の原因は「Ping値(レイテンシ)、ジッターの高さ」にあります。

Ping値、ジッターも高ければ高いほど通信環境が不良で、遅延とイライラが大きくなります。

快適なクラウドゲームライフを送るために、Ping値(レイテンシ)とジッターを確認して、Wi-Fiや契約回線を変えましょう。 クラウドゲームという選択肢

初回: 更新:
3歳から無類のゲーム好き。小さい頃から詰まったらネットで調べて攻略の日々。現在はウェブサイト制作やゲーミングPC販売の仕事をしている。
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