【ゲーミングキーボード】それぞれの軸の違いと特徴を解説
この記事のポイント
- 青軸は打鍵感が欲しい人、気持ち良くタイピングしたい方におすすめ
- 赤軸は長時間タイピングする方におすすめ
- 茶軸は打鍵音も打鍵感もほどほどに欲しいよって方におすすめ
はじめに
ゲーミングキーボードには様々な軸というものが存在します。
軸とはメカニカルキーボードのキースイッチのことです。メカニカルキーボードとは、以下の画像のようにひとつひとつのキーが独立しておりキースイッチの色によって何軸かが定められています。
青色のキースイッチは青軸、赤色のキースイッチは赤軸となっています。
この記事ではそれぞれの軸の違いと特徴を解説していきます。
引用: MX CHERRY
青軸
青軸の一番の特徴は、打鍵音が「カチッ」とクリック感が強いところです。
押下圧が高く、アクチュエーションポイントが深めなので他の軸よりもキーを押し込む必要があります。長時間の使用だと手が疲れてしまうかもしれません。
ですが、アクチュエーションポイントが他軸に比べて深いので誤操作しにくいというメリットがあります。
また、打鍵音の「カチッカチッ」という音が気持ち良いと感じる人もいればうるさいと感じる人もいるでしょう。
青軸は打鍵感が欲しい人、気持ち良くタイピングしたい方などにおすすめです。
赤軸
赤軸は様々な軸がある中で最も人気のある軸です。
赤軸の特徴は、押下圧が低くクリック感がないので手が疲れにくいです。
打鍵音は青軸と比べて小さい大きさで「ぱこぱこ」といった感じです。
一般的なタイピングスピードであれば「ぱこぱこ」と音がしますが、そぉ〜とキーを叩く分にはほとんど音はしません。
赤軸がおすすめな人はプログラマーやライターのような長時間タイピングする方などにおすすめです。
茶軸
茶軸の特徴をわかりやすくいうと、赤軸と青軸の中間的存在です。
押下圧も高くも低くもなく、赤軸と青軸の中間です。
茶軸の打鍵音は「カチッ」でも「パコッ」でもなく「カチャッ」といった感じです。
クリック感もあるので打鍵音も打鍵感もほどほどに欲しいよって方におすすめです。
銀軸
銀軸はアクチュエーションポイントが浅く、キー反応が速いので別名「スピード軸」とも呼ばれています。
キーをそこまで押し込まなくても反応する、ちょっと触ったくらいで反応するので、どうしても誤操作が多くなってきてしまいます。
打鍵音は赤軸のような「ぱこぱこ」といった感じです。
高速タイピングのような反応速度を求める人や、誤操作しないほどのブラインドタッチ能力がある方におすすめな軸となっています。
また、入力のスピードが速いことから、銀軸を愛用しているゲーマーも結構います。
黒軸
黒軸は青軸同様に押下圧が高いです。しかし、青軸のような「カチッ」といったクリック感はありません。
打鍵音は赤軸のような「ぱこぱこ」といった感じです。
青軸のようにキーが深く沈み込み、押下圧が高いので長時間の使用は手が疲れてしまうでしょう。
黒軸は青軸同様の高い押下圧で打鍵音がそこまでいらないかなといった方におすすめです。
ピンク軸
ピンク軸の一番の特徴は静音性が高く、赤軸よりも音が小さいということです。
赤軸同様低めの押下圧で打鍵音が「スコスコ」といった感じです。
イメージとしては赤軸の音が小さいバージョンです。
配信者のような打鍵音がなるべく小さいほうが良いという方におすすめです。
まとめ
それぞれの軸によって違う特性を持っているのがメカニカルキーボードの面白いところです。
ぜひ自分にあった軸を見つけて、気持ちよくタイピングをしましょう。
ちなみに、多くの種類がある軸ですが最もベーシックなのが赤軸です。