クラウドゲームのデメリットを理解して不安を解消しよう。
この記事のポイント
- 通信速度によって画質が落ちる場合がある
- Modデータが入れられない
- 同時接続が多い時に遅延が起きることがある
はじめに
クラウドゲームは、従来のゲーム機とは違い沢山のメリットがあります。
しかし、従来のゲームとは仕組みが違う分、気を付けなければいけないこともあります。
今回の記事では、クラウドゲームに登録する前に登録してから後悔しないようにデメリットを理解しましょう。
通信速度によって画質が落ちる場合がある
従来までのゲームは、目の前にある機械でゲームの処理をして、映像を出力していました。
しかし、クラウドゲームでは遠い場所で処理をして、作り出されたゲーム映像をリアルタイムでダウンロードしてきて目の前のディスプレイに表示します。
そのため、高画質で重いデータを毎秒ダウンロードすることになるので、Wi-Fiや4G、5Gなどの通信性能によって画質が落ちてしまうことがあります。
この画質落ちを防ぐためには事前にご自宅の通信性能を確認しておく必要があります。
ご自身の通信性能を確認するには30's スピーダーでお試しください。
現状ではPSNowで5Mbps以上、GeForceNowで15Mbps以上の通信性能があれば問題なくプレイ可能と公式で発表されています。
私の以前の環境ではこれでもできなかったので、ジッター値も35ms以上あると快適にプレイできるでしょう。
改造データModが入れられない
Modはご存知でしょうか。
Modとは、「ユーザーによって作成されたゲーム改造データ」のことで、コアなPCゲーマーの、文化の一つといっても過言ではありません。
Modの中にはゲーム性を壊すレベルのチートから、親切心から海外版しかないゲームの日本語訳データまで様々存在します。
通常のPCゲームでは、PC内にゲームデータが存在しているため、改造データによってデータを変えることができるのですが、クラウドゲームでは、ゲームデータはすべてクラウドで管理されるため、データの改変やパッチをあてることはできません。
そのため、カスタマイズして楽しみたい方には向かないサービスになります。
「Mod」を導入する時に初心者が知っておきたいこと(上級者のアドバイス歓迎)【特集】
チーターは存在できなくなる
ゲームをやっているとチーターの存在が目につく方は多いのではないでしょうか
クラウドゲームでは、Modと同様に改造データが入れられなくなるため、不正なチーターも存在できなくなります。
そのため、全員がクラウドゲームに移行した際には、チーターの存在しない世界が実現されます。
ただ、コンバーターでのエイムアシストは存在できてしまうため多少の強すぎプレイヤーは出てきてしまうでしょう。
同時接続が多い時に遅延が起きることがある
クラウドゲームでは、PCのスペックは弱くて良いものの、安定した通信速度は必要になります。
そのため、全国的に接続台数が多い時間帯や家族全員でYouTubeを見ている場合には通信速度が落ちてしまい遅延を感じることがあります。
常時リアルタイムでの通信が必要なFPS/TPSのゲームではストレスの原因になる可能性があります。
謎解きやRPG、アドベンチャーなどゆっくり進めるゲームを楽しみたい方はクラウドゲームは最適です。